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名寄せツール比較7選|選び方やデメリットなどの注意点

2023.4.14 名寄せ、データクレンジング

名寄せツールはたくさんあるので、システムを比較するだけでも大変です。また、条件によっては名寄せツール以外の方法を検討した方がよいこともあるので、名寄せツールの弱点についても把握しておきましょう。

ここでは、とくに人気のある7つの名寄せツールのシステムを比較しながら、選び方や注意したいデメリット面についても詳しく解説します。

名寄せツール比較7選|選び方やデメリットなどの注意点

こんな機能も!名寄せツールを活用するメリット

顧客データを自動整備

名寄せツールを活用するメリットの1つは、顧客データを自動整備できるところです。辞書などの機能が搭載されているため、条件の設定など簡単な操作を行うだけで自動的に名寄せ作業を完了してくれます。

情報漏洩リスクが低い

情報漏洩リスクの低さも名寄せツールを使うメリットです。セキュリティ体制の甘い会社に外注すると、情報が漏れるリスクを伴います。その点、名寄せツールは社内に不審な人物がいない限り、顧客情報が外部に漏れるリスクが低くなります。

マーケティングに時間を割ける

専用ツールで作業を効率化すれば、手作業のプロセスが激減し、大幅に時間を短縮できます。マーケティングなどじっくり取り組みたいプロセスに時間とエネルギーを注げるようになるので、会社全体の利益につながる改革になるはずです。

注意!名寄せツールのデメリット面

略称名に対応できない?処理機能の限界

名寄せツールは便利ですが、システムの対応レベルには差があります。簡単な機能しかない無料ツールだと、略称名に対応しきれず、処理機能の限界を感じることも・・・。他にも「細かい条件の設定項目が多くて大変」、「データの量によっては時間がかかる」といった意見もよく耳にします。

企業のカスタマイズが難しいツールも

シンプルなシステムの名寄せツールだと、企業のカスタマイズが難しいケースもあります。高度な要求に対応できるツールも、カスタマイズするためには複数ソフトに多重登録しなければならず、担当者の負担になることも・・・。

名寄せツールの選び方

名寄せツールの選び方

導入目的は?搭載機能をチェック

名寄せツールを選ぶときは、必要なシステムが過不足なく搭載されているかどうかチェックしましょう。シンプルな機能で十分なのに、高機能タイプの利用料金が高いツールは、宝のもちぐされになってしまいます。

簡単に操作できるシステムか

名寄せツールを導入しても使いこなせずに終わるパターンもよくあります。名寄せツールによっては、講習を受けないとスムーズに操作できないものも少なくありません。無料トライアル期間などを利用して、操作できるかどうかチェックしてから契約、購入した方が安心です。

導入コスト+ランニングコストも確認

名寄せツールは機能性が高くなるほど導入コストも高額になり、毎月使用料を支払うシステムのところが大半です。導入コストに加えてランニングコストもチェックし、投資する価値があるかどうか判断してください。

名寄せ機能付き!CRMとSFAはどう違う?

営業に欠かせないCRMとSFAにも名寄せ機能がついているものがあります。互いに連携できるタイプも増えていることもあり「どう違うのかわからない」と混同している方も多いでしょう。

CRM(顧客関係管理)は、顧客の関係性を管理することで利益を最大化するためのツールで、見込み客に適切なアクションをおこすため、土台となるデータベースを構築します。

一方、SFA(営業支援システム)は取引やプロジェクトなど、案件ありきで顧客との関係性を管理するためのツールで、商談やプロジェクトをスムーズに進めるための機能が揃っています。

どちらも機能が高い分、導入した3割以上の企業が効果的に使いこなせていない・・・なんてデータもあるようです。

比較!名寄せツール7選

比較!名寄せツール7選

FORCAS

(初期費用・月額利用料金・最低利用期間は非公開のため、要問い合わせ ※お試し期間なし)

FORCASはクラウドを活用し、オンラインで手軽にデータクレンジングを行うサービスで、ハイレベルな顧客分析機能が強みです。

成約確度の高いターゲットを集めた顧客リストを作成し、効率的な営業活動を可能にします。

Syncsort TRILLIUM

(初期費用・月額利用料金・最低利用期間は非公開のため、要問い合わせ)

Syncsort TRILLIUMは1965年に設立され、国内外に実績のある名寄せツールです。大規模データの名寄せに強く、表記ゆれもスムーズに解消してくれます。ヒアリングを行い、業務背景を考慮した丁寧な名寄せも可能です。

顧客住所をアップデートするオプションサービスも人気があります。

アクションリンク for futureshop

(初期費用150,000円~/月額利用料50,000円~/最低利用期間12ヶ月)

アクションリンク for futureshopは名寄せ機能のついたCRMで、リピーターを量産化するシステムづくりが得意です。PDCAを何千回もくりかえし、成果が証明されたマーケティングシナリオを確立し、ツールにインストールしています。

ユーソナー

(初期費用・月額利用料金・最低利用期間は非公開のため、要問い合わせ)

ユーソナーは独自に構築した820万件以上のデータベースを搭載している顧客管理ツールです。CRM、SFA,MAツールとも連携でき、属性付与など高度な名寄せ、データクレンジングが可能です。

ホットプロファイル

(初期費用0円/月額利用料金(プラン料金+オプション料金)【名刺管理+営業支援】SFAパック:1ユーザーにつき月々5,500円/最低利用期間12ヶ月 ※無料版あり)

ホットプロファイルは顧客データを一元管理できるツールで、名寄せ機能も搭載されています。基本的には名刺データを管理するツールになりますが、他のツールと連携させることで、顧客を管理しやすいデータベースに整理してくれます。特定の条件で顧客を抽出し、メールを一斉送信することも可能です。しかも既読かどうかもチェックできるので、開封した相手に狙いを定め、効率的なアプローチもできます。

Salesforce Sales Cloud

(初期費用は非公開のため要問い合わせ/月額利用料金1ユーザーにつき月々最低でも3,000~18,000円+オプション費用など/最低利用期間12ヶ月)

Salesforce Sales Cloudは膨大なデータを保有している会社に向いている顧客管理ツールです。セキュリティ体制を完備し、会社に合わせて柔軟にカスタマイズできるシステムが評価されています。

Sansan

(初期費用:ライセンス料12ヶ月分 ※ライセンス料は最低でも月々5万円/月額利用料金・最低利用期間は非公開なので要問い合わせ ※別途スキャナーレンタル代月々10,000円)

Sansanはサービスシェア率83%を突破している有名な名刺管理ツールで、名刺をデータ化する機能の高さで定評があります。商談の記録を他の社員に送信し、社内共有することも可能です。

ただし名寄せに関しては、Sansan Data Hubなど他のツールを連携させる必要があります。

高精度&スピード納品!リスモン・マッスル・データのデータクレンジングなら細かい処理の要望も可能

リスモン・マッスル・データのデータクレンジングなら細かい処理の要望も可能

名寄せツールを使っても、社内で処理すると想像以上に時間がかかるものです。急いで高精度のデータベースを手に入れたいときはリスモン・マッスル・データグループのデータクレンジングサービスが頼りになります。

細かい表記ゆれに対応

リスモン・マッスル・データグループのデータクレンジングサービスは評価が高く、データ整備のノウハウが完備しているため、細かい表記ゆれにも丁寧に対応してくれます。

住所に関しても、合併した市町村を新名称に変換するなど、アップデートしながらデータを処理できます。エラーチェックや郵便番号、住所の不備などをも補完できるため、信頼性が高くすぐにビジネスに活用できるデータベースに整備可能です。

高い精度&スピード納品

リスモン・マッスル・データグループは国内外に自社の入力センターを7ヶ所も設置し、スピード納品できる体制を整えています。

ミスを見逃さないため、厳しい2度打ちのベリファイ入力などを導入し、使いやすく高精度なデータベースに仕上げる対策を実施しています。

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